かいだのブログ

伊勢うどんって他のうどんと何が違うの❓

こんにちは🤩広報担当の伊東です🌟

三重県では馴染みあるソウルフードとして知られる「伊勢うどん」

たまに聞かれるのが、伊勢うどんってどんな食べ物ですか?や

伊勢うどんってなんで伊勢うどんなんですか?ということです。

お恥ずかしながら三重県民であり、当たり前のように食べてきたにも関わらず

答えられない自分がいました。

まずは伊勢うどんとはなにか、について触れたことが無かったので

それについて少しご紹介させていただこうと思います🌟

 

伊勢うどんの始まり

江戸時代前から伊勢の農民が食べていたことが始まりで、

伊勢神宮の参拝者に提供されてきた郷土料理。

農民たちが麦を挽いてうどんを打ち、「たまり」をかけて食べていたそう。

東海地方を中心に生産されていた豆味噌を作る過程でとれた

「たまり」を柔らかいうどんにかけて食べるという食文化がスタートしました。

 

そして昭和40年代初期、作詞家の永六輔さんという方が

ラジオで『伊勢うどんと名付けては?』と発言したことから

伊勢うどんという名前が広まったそうです。

 

伊勢うどんの特徴

一般的なうどんはコシが命ですが、伊勢うどんは真逆で

太くて柔らかく、お子様から年配の方まで愛される、人に優しいうどんです。

太くて柔らかいのは長時間ゆでる製法によるもので、

伊勢うどんは生麺からだと40~50分ほどかかってしまうのが特徴。

伊勢うどんは生麺での販売が難しく、

40~50分間、家でゆで続けるのはとても手間がかかってしまいます。

家庭でもなじみやすくするためにゆでた状態の伊勢うどんを販売することにより

ご家庭でのゆで時間を3~4分ゆでるだけでお召し上がりいただけるようになりました。

そしてうどんの見た目だけでなく、目を引くのが伊勢うどんに絡まる黒いつゆ。

他県の方に郷土料理と紹介すると必ず言われるのが

しょっぱいでしょ?ということです。

このたまり醤油がベースの伊勢うどんのたれは

実は出汁の風味とまろやかな甘めのたれなのです。

普通のうどんは汁をかけたりつけたりして食べるのが一般的ですが、

伊勢うどんはこのたれを薄めずにそのまま汁少なめの状態で食べます。

 

なぜ伊勢うどんは柔らかいの?

先ほどもご紹介したように普通のうどんとは違い、

太くて柔らかいのが特徴の伊勢うどんはなぜ柔らかくする必要があったのでしょうか。

それは、伊勢うどんを提供していたお店が伊勢神宮の参拝客を待たせないように

常にうどんを茹で続けていたから。(諸説あり)

また、伊勢参りで長旅をして疲れた人々の胃腸に優しいよう、

消化を良くするために柔らかくしたから。(諸説あり)

全て事実かと言われれば後付けしたものもあるのかもしれませんが、

どんな理由にしても人々に優しいうどんだということがわかります。

そんな人々のために作られた優しいうどん作りに携わることができて

とても嬉しいです。かいだ食品でも、地元の味を大切にしながらも

かいだと言えば伊勢うどん。伊勢うどんと言えばかいだ。と言われるような

伊勢うどん作りを心掛けています。

食べたことが無い方も、ぜひ一度「伊勢うどん」食べてみてください☺

 

かいだの伊勢うどんはお電話、FAX、ネット通販からお買い求めいただけます🌟

お試しサイズの一食入りの商品もございますので、ご注文お待ちしております💓

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